2023年4月8日
微妙に首こり。ロキソニン。
「鳳凰祭四月大歌舞伎」のため、歌舞伎座へ。昼の部の「新・陰陽師」を観る。スーパー歌舞伎的な派手な展開になるのかと思いきや、古典的な演出盛りだくさんで、ところどころでくすぐりを入れてくるが、落ち着いた展開。「暫」ネタで市川猿之助が花道から登場するかと思いきや、突如として舞台中央に現れるという展開に、会場がどよめいた。猿之助による蘆屋道満は、作者の夢枕獏氏もピッタリという通り、ハマり役。 花形から若手の役者で揃えているのもいい。坂東巳之助の将門は、生きているうちから怨霊的な恐ろしさがあったし、大蛇丸を演じた中村鷹之資の溌剌とした演技は、大きな印象をもたらした。とりわけ良かったのは、尾上右近と中村壱太郎の絡み。花道での引き際に、怨霊的な存在と化した二人の踊りというか絡みというかが行われるのだが、それが素晴らしい。特に壱太郎の表情、躍動感に、思わず涙が溢れた。
三越に入っている鶴屋吉信で、お土産のお菓子を買う。その後、お茶しながら、プリントアウトした論文を一通り読んで、赤入れ。
Kの実家へ。数日ぶりにリトルKに会う。その間に、かなり社会的微笑に近かろうと思われる笑顔が多く出るようになっていて、驚く。そのためか、顔つきもずいぶんはっきりしてきている。ひとしきり遊ぶ。その後、夕食をご馳走になったり、テレビを観たり、リトルKの世話をしたり。論文を進めようとしたが、寝ついたと思いきや5分ほどで起きてきたりして、ほぼ進まず。
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