2022年10月16日
昨晩は、足が痛みはしないのだが痺れている感じになって、眠れず。ロキソニンを飲んだ後、しばらくTikTokを眺めながらストレッチをしたりして過ごす。困ったものだ。それで、今日も起きたのは9時過ぎ。なかなか0時就寝、7時起床の習慣に戻れない。
「芸術祭十月大歌舞伎」のため、歌舞伎座へ。第一部の「三代猿之助四十八撰の内 鬼揃紅葉狩」と「荒川十太夫」を観る。9月は、歌舞伎座では一度も観なかったので、2ヶ月近く開けてしまったことになる。「鬼揃紅葉狩」は、澤瀉屋的な、絢爛な舞踊劇。市川猿之助さんの踊りは、彼自身の身体の個性をすごく強く感じる。どこかで、「不利な点を持ち味に変えるのが歌舞伎役者の踊り」というようなことをいっていたのを思い出す。「荒川十太夫」は、新作。尾上松緑さん肝入り。松緑さんの声の迫力に、古典の風格すら感じてしまうような立派な劇。 昼食は、地下1階で穴子弁当を買って、タリーズでコーヒーをいただきつつ、食べた。
新しくできた「Ginza Shisha 888」という店を訪ねる。お茶しながら、『徹底整理 フランス語動詞活用55』を眺める。その後、GINZA SIXに寄って、中村雅之『教養としての能楽史』、東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』を購入。スタバで能楽史の本をサッと読了。帰宅して、もう一つも読み終えた。後者は、「聞く」ことを「聴く」とは異なる、いわば「中動態」的な態度で実践しようという内容のもので、それだけでも得られたところがあったと思う(つい、問題解決的に「聴いて」しまうので)。 夕食を作る。鶏もも肉と根菜の煮物、サラダ。食べながら、Easy Frenchを観る。そうしているうちに20時になったので、「鎌倉殿の13人」。小四郎がマキャベリストぶりを隠さなくなってきた。また、実朝がゲイであったという説が踏み込んで採用されていたのも印象的。
足は、わりと歩けるので痛みという意味では回復に向かいつつあるのだが、膝にもきていて、真っ直ぐに伸ばせない状態になってきた。そのため、歩くときに太ももとふくらはぎに負担がかかって、かなり疲労している状態。早く治ってほしいなあ。
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