人に責任を負うこと
評価と契約という足かせをつけて、従業員は同僚に対して責任を負うことになるが、社会に対しては直接責任がなく見える。自責の倫理は学校教育を通じて体得するべきものの一つに数え上げられているものの、自分の行動の責任を会社が社会に対して持つ責任から降ろしてきて身につまされるほどの自責は、程度が高く難しいし、ほぼ問題にならない。
自分の所属している会社は一人称複数として振る舞う場面と全く関係ない個人(法人)として振る舞う場面があり、このコンテキストスイッチは本質的でないものの実践的に我々に関わってくる。