高橋虫麻呂
たかはしのむしまろ(生没年不詳)
奈良時代前半の歌人、私歌集『高橋虫麻呂歌集』
万葉集に34首の歌(長歌、短歌、旋頭歌)が引用された|作品の数え方に異説あり
下級官吏として東国に赴任、『常陸国風土記』の資料蒐集に関与したと考えられている
万葉集第9巻1757番歌|田井
題詞「筑波山に登れる歌一首〔并せて短歌〕」
「草枕旅の憂へを慰もる事もありやと筑波嶺に登りて見れば尾花散る師付の田居に雁がねも寒く来鳴きぬ新治の鳥羽の淡海も秋風に白波立ちぬ筑波嶺の良けくを見れば長き日に思ひ積み来し憂へは止みぬ」
万葉集第9巻1759番歌|嬥歌
題詞「筑波嶺に登りて嬥歌会をせし日に作れる歌一首〔并せて短歌〕」
「鷲の住む筑波の山の裳羽服津のその津の上に率ひて娘子壮士の行き集ひかがふ嬥歌に人妻に我も交らむ我が妻に人も言問へこの山をうしはく神の昔より禁めぬ行事ぞ今日のみはめぐしもな見そ言も咎むな〔嬥歌は、東の俗語にかがひと曰ふ〕」
以上、参照元🔗万葉百科 万葉集関連情報検索システム|奈良県立万葉文化館
関連語句:筑波山
キーワード:人物