二所明神
にしょみょうじん
通称:境の明神(さかいのみょうじん)
陸奥国と下野国の 国境にあった道中安全を願う神を祀る神社、二社を合わせて「境の明神」という 境の明神(福島県側)、所在地:福島県白河市白坂明神 https://gyazo.com/7ea3120a9f2a452b8fcd8d28d3c14cb1
境の明神(栃木県側)、所在地:栃木県那須郡那須町寄居 https://gyazo.com/b468987e4728b0260ad9803f7c7532f5
別称:白河二所ノ関(しらかわにしょのせき)
白河の関が旧関といわれ、こちらは「白河の新関」といわれる https://gyazo.com/13016e69ea5ec29bc0128cff65feb3e4
附記
「境の明神」の正式名:「玉津島明神(たまつしまみょうじん)」と「住吉明神(すみよしみょうじん)」について
「玉津島明神」(女神・衣通姫〔そとおりひめ〕)と「住吉明神」(男神・中筒男命〔なかつつおのみこと〕)は、国境の神・和歌の神として知られ、女神は内(国を守る)、男神は外(外敵を防ぐ)という信仰に基づき祀られている。このため、陸奥国・下野国とも自らの側に「玉津島明神」を祀り、反対側に「住吉明神」を祀るとしている。