久米寺
https://gyazo.com/7ebd10f5e07ed2539337143d148e4bb3
くめでら
山号:霊禅山(れいぜんざん)
院号:東塔院(とうとういん)
「真言宗発祥の地」とされる
重要文化財:多宝塔
https://gyazo.com/0470df3ce9faa6b61270e0d934f34f41
久米仙人(くめのせんにん)について
久米寺の開祖と言われる伝説上の人物
仏教関係の文献だけでなく、今昔物語集や徒然草、その他の説話や随筆にも記述がある
久米寺は、娘のふくらはぎに見とれて空から落ちた久米仙人により創建された寺、とされる
仙術の修行により空中飛行をしていた久米仙人は、若い女が着物の裾をたくし上げて洗濯しているのを見た。女の脛(はぎ)に見とれて神通力を失い地に落ちた。その女を妻にし、神通力を失った普通の人として暮らした。のちに聖武天皇の命により東大寺に大仏殿を建立する際、材木の運搬に従事。その仕切りをしていた役人から「神通力で材木を運べないのか」と問われ、修行して力を回復させ、山から切り出した材木を空中浮揚で建設予定地に運んだ。建立を速やかにした褒美として30町を賜り、その地に建てた寺が久米寺だという。