セルフフィードバックの習慣付けが組織成長の基盤を作る
以前にも日報でのPDCAサイクルについて触れたが、セルフフィードバックの習慣付けは組織の成長基盤を作る上でも大切なことだ。 セルフフィードバックを組織に徹底することによって得られるメリット
1. 状況の可視化
2. 第三者からのフィードバックの効率化
3. 物事の良し悪しを判断するための「目」を養う
リモートワークなど非同期的な働き方が増えていく中で、各々がサマライズしたセルフフィードバックを共有するのは組織コンディションの可視化や個々人の課題の共有などメリットは多く存在する。
このため非同期的な組織においても日常的な考え方の共有がなされていることで、背景を踏まえた第三者からのフィードバックもしやすくなる。
また最も大事な点であるが、自分自身の考えを言語化する作業を通して物事の良し悪しを判断するための「目」を養うことができる。
セルフフィードバックがあった上で第三者からフィードバックをもらうと、レビューするものとして「気づき」を得る機会が少なくなる
「納期に間に合わなかった」というイシューについて、単に「必要なスキルが足りなかった」のか「サポーターのヘルプの出し方に問題があった」のか「取り組みの優先順位に問題があったのか」。これらの要素について自分でイシューを構造分解しながら、生産性のボトルネックを見つける「目」養うことが最も重要である。 他社から指摘されたフィードバックについて自分ごと化を行うのは時間がかかりやすいし、感情的に拒否反応を示してしまうことも多く存在する。
一方で自分自身で改善点を見つけ出すことによってポジティブなマインドで取り組みやすい利点もある