特定不能の広汎性発達障害
きわめて軽度の自閉症
症状
儀式的な行動
きわめて強い集中
反復動作など
通称PDD-NOS
DSM-Ⅲ-Rで登場
DSM-Ⅳにてandとorを間違えたために、6年間(1994‐2000)にわたり間違った解釈が適用された。
PDD-NOSという診断をカテゴリー化するにあたり、「社会的交流、コミュニケーション、ならびに行動において障害を呈する子ども」と条件を設定すべきところを、「ならびに(and)」ではなく「もしくは(or)」としてしまったのであった。(自閉症の世界(スティーブ・シルバーマン))
マイケル・ファースト(DSM-Ⅳ修正版の編纂者)の指摘により発覚
この誤植はDSM‐Ⅳ修正版で修正される。
この記述により、旧版でPDD-NOSと診断された子供の75%がこれに当てはまらないと発表
DSM-Ⅲ-Rにおまけ程度に付記された同疾患だったが、範囲が広いこと、および世間での印象がいい(自閉症にくらべ)ことから乱用されることになる。
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