川口耕介さんとたかのあきこさんと考える「卵と壁」
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たかのあきこさんへ
ご自身の人生の物語を共有してくださってありがとうございました。とても勇気のいることだったと思います。「お見苦しいところを」「情けないところを」といったニュアンスのフレーズを何度か口にされていたかと思いますが、ぼくは一瞬たりともそんなふうには感じませんでした。お話される姿は、力強く輝いて見えました。手描きのイラストがふんだんに盛り込まれた資料はとても見やすく、お話も聞きやすくて最初から最後まで楽しみながら拝聴しました。
このメッセージをしっかりと受け止めたい。だけど、じゃあ自分はなにをしていけばいいか?というのが正直な感想で、この視点を持ったまま後続の川口さんのターンに突入できてよかったです。イベントのコンテンツ設計にまんまと乗せられたと思います。
川口耕介さんへ
「合理性の観点から多様性を捉える」というアイディアに、なにかヒントをもらえたような感覚があります。「正しさ」の軸で語ろうとすると身が強張ってしまうような話題でも「だって、こっちの方がお得じゃん?」と話を展開できたらずいぶんと気が楽だなぁと思います。 オードリー・タンさんのインタビュー記事の中で「ソフトウェアエンジニアリングではなくプログラムデザイン」というお話があり、川口さんの今日のお話を聞きながら思い出していました。ソフトウェアエンジニアを増やしたい台湾にとって、ソフトウェアエンジニアリングというラベルよりもプログラムデザインというラベルの方が効果的であった、と。多様性も合理性も満たそうとしていてなるほど〜と思った事例です。 「ソフトウェア、みんなでつくるとたのしいし!」という言葉が印象に残りました。少し肩の力を抜いて、好奇心を大事にしながら「もっとこうだったら、もっとおもしろくなりそう」というポイントを見つけていきたいと思います。
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以下、メモ欄。
とてもじゃないが、気軽に「わかる」なんて言えないな、と思った
開発者コミュニティ、ある軸での多様性は高いが、別のある軸での多様性は低い
「コードをたくさん書いているやつがえらい」的な
Curb Cutting 効果、ロングテール効果 (車イスとスーツケース)
中国に行ってびっくりした話
Jenkins ユーザもたくさんいた
「いやいや川口さん、グレートファイアウォールってのがあるんですよ」
わかってみれば「そりゃそうか」となる壁
「多様性」を価値観として捉えるだけじゃなくて経済的合理性を見出していく
合理性には、ユニバーサルに多くの人を動かせる力がある
みんながみんな、なにかの軸では少数派
ひとりひとりがどこかしらにコンプレックスを感じているんじゃない?
そういう人たちが「自分は自分でいいんだ」と思えるような
「ソフトウェア、みんなでつくるとたのしいし!」
もっとたくさんの人にソフトウェア開発に参加してほしい