マイナスを気にしている人に、思いっ切りプラスを伝えていく
たとえば、ぼくになにかしらの相談を持ってきてくれた人がいて「急にすみません… お時間をいただいてしまって」と申し訳なさそうにしている状況があるとして。
どの組織やコミュニティで活動していても、早めの相談、適切な相談、ってのはありがたいものだから、ぼくは「今後も、今回みたいに相談してきてほしい、ぜひお願いします」と思う。だいたいそう。ぼくの生活だと「迷惑な相談」ってのはぜんぜんないからね。
そんなふうにマイナスを気にしている人には、
「いえいえ、ぜんぜん大丈夫ですよ」
と「マイナスじゃないよ、ゼロだよ」みたいなメッセージを伝えるよりも、
「相談ありがとうございます!助かります!」
のように「この相談にはプラスがありますよ」まで伝えるようにしている。ゼロで伝えると罪悪感とか申し訳なさを軽減する効果が期待できる。プラスで伝えると「次からも相談しよう!」とこちらが取ってほしい選択を強化する効果まで期待できる。
「今回、シュッと相談してもらえて助かりました!次からもお願いします!」
とダメ押しで追撃しておくこともある。組織やコミュニティにおいて、増やしたい言動にはプラスのフィードバックを与えまくるのがよい。