カルチャーフィット妖怪
これは大事な視点。「カルチャーフィットが大事」で思考停止すると「カルチャー」というよくわからない「妖怪」の力を強めてしまう。カルチャー妖怪はしばしば組織が変化に適応することを妨げる。
サイボウズの中では「会社さんはいない」という言葉で「会社さんという思考や意思決定の主体は存在せず、会社にいる個々人がそれを行なっている、だから対話によって変化を働きかけることができる」って思想が伝えられて、会社モンスターの解体をしてる感じがある。
「カルチャーフィットは大事」ってのはぼくもそう思うけど、たしかに注意は必要だなあ。「カルチャー」に対して言葉の解像度を高めていかなきゃいけない。無意識に「自分はこの人のことが好き」を「カルチャーフィットしそう」と言い換えていたら危険な感じがする。