対話の「やってよかった」を増やしたい
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いま自分がそういうスタンスでいられるのはなぜだろう、と考えてみると。これまでの対話に「やってよかった」と思わせてもらえることが多かったからだろう。対話の場を経て、新たな知識や視点が得られた。対話の場を経て、自分ひとりで考えていたときよりも質の高い意思決定に到達できた。そんなハッピーな経験を繰り返してきたことで、対話に対してポジティブな印象を持つようになった。これまでにハッピーな対話の場を与えてくれた周囲の人々に感謝である。 逆に、対話に行ったつもりが「こちらの話をちっとも聞いてもらえなかった」「意見を頭ごなしに否定された」「結論ありきで、相手の演説を聞かされるだけだった」なんて経験が続いてしまうと、対話へのネガティブな印象がへばりついてしまうだろうな、と想像する。対話を避ける人が増えると社会全体の意思決定の質が下がり、協調よりも対立が選択されてしまうことが増えるだろうとぼくは考えているので、なんとかして対話の「やってよかった」をひとつでも多く成立させていきたい。