リサーチ
- 直感的な部分。知っているが口はきけない。
- 主導権を握っている部分。口をきくが知らない。
このふたつの部分をひとつにする方法を学んでいくわけだ。
問いによって人は否応なく、みずからを省みることになる
ということでちょっと内省。
リサーチをするときのメモ場としては何が最適なんだろう?最適はないとしても、よりよいものは何なんだろう?と、ずっと思っている。
数年前にEvernoteからNotionに乗り換えて、つい先日Obsidianを始めた。Notionはほぼ自分の手で入力する一方で、ObsidianはMCPがきっかけで始めたので99%Claudeが書いている(厳密には、自分の思考を踏まえたClaudeが書いている)。Notionはどんどんカオスになり、構造化されているところとそうでないところのムラが激しい。このムラっ気は自分という人間をよく表しているとは思う。しかし散らかりすぎている。ObsidianにはPARAメソッドを導入していて、Claudeにフォルダ構造や運用ルールを記したREADMEを読んでもらうカスタムインストラクションを入れてすべてを任せている。たまにとんでもない間違いをやらかすけど、ほぼいい感じの運用をしてくれている。 https://scrapbox.io/files/67732e9a8b613ffbd132dc2a.png
そして、このCosenseである。思うがままに書き始め、とりあえずあとでなんか書くことがある単語にブラケットをつけながら進める感じはちょっと新鮮だ。手を動かしながら「あ、そういえばあれについても書こう」と思いついたことは、次に考えたことに没頭するうちに忘れてしまいがちだ。それを「予約」しておけるインターフェイスはありがたいし、おもしろい。階層構造にもならないから、「構造化」しようという欲望がカットオフされる。すべてはリンクなのである。 まず考えごとをする際にCosenseで書いてみる、という道があることがわかった。来るべきつながりの予約をしつつ、歩みを止めない。結果ではなく過程を記録して道筋を残しておく。これは、今までさわってきたどのツールよりも「生」っぽい思考を表現できる気がする。