if
code:if文の例
tokuten = int(input())
if tokuten > 50:
g = 1
else:
g = 0
print(g)
code:実行結果
90 ←90と入力すると
1 ←1と出力された
ifの後に条件を論理式で書き、その後に「:(コロン)」を必ずつけることになっている。
そして、その条件を満たす場合に実行するコードは、Pythonではインデントを1段下げるルールとなっている。
インデントを下げるためには、2つの方法がある。
キーボードの「Tab」キーを押す
行の先頭でBackSpaceを押し、改行を削除した上で、再度Enterで改行する
例えば、次の例だとエラーが出てしまう。
code:ifでエラーが出るコードの例
tokuten = int(input())
if tokuten > 50:
g = 1
else:
g = 0
print(g)
ifの次の行の「g = 1」が、ifと同じ位置から始まっている。
これでは、if文の条件を満たす場合にどの行を実行すれば良いのか、コンピュータが判断できなくなってしまう。なのでエラーが出力される。elseの「g = 0」も同様だ。
他のプログラミング言語ではインデントを下げることは必須ではないが、Pythonはこれを必須にすることで、ifの中身の文章が見やすいように設計されている。
もっと言うと、実行例のコードをコピペすると、行の先頭に余計な空白ができてしまい、エラーの原因となる。コードを参考にするためにコピペするなら、空白やインデントなどを自分で調整すること。それができないのなら、全て自分で入力した方が早い。
大体if文でエラーが出る時は、このインデントの位置が間違っているか、コロンのつけ忘れのどちらかだ。
なお、ifの条件に使う記号は、比較演算子と呼ばれている。種類があるので別ページを参照して欲しい。 code:if文の例2
tokuten = int(input())
if tokuten > 90:
g = 1
elif tokuten > 50:
g = 2
print(g)
code:実行結果
60 ←90と入力すると
2 ←1と出力された
例2は、条件を追加したものだ。elif(else ifの略)で条件を付け加えることで、1つ目の条件が偽だった場合に、2つ目の条件の真偽を問うことができる。