VisualStudioCodeを導入しよう
Visual Studio Codeとは、Microsoftが開発しているソースコードエディタだ。Windows版、Linux版、macOS版などが用意されている。
そして、無料で使える。
2015年にリリースされてからは、プログラマーの間で人気となった。
インストール方法
まずはここよりインストーラーをダウンロードして、インストールを行う。
https://gyazo.com/5815c908ca49904b6ba44323591e9cc0
同意して、次に進む。
https://gyazo.com/2346a9e40fef9e84a2dc1c656a5e66f9
特に好みがなければ、このままで次へ。
https://gyazo.com/95d6de9583a9ef9c530bc2651c950503
これも基本はそのままで。
https://gyazo.com/d10228306368398901e596cbf24648f9
ここもお好みでいいけど、その他の4つにチェックを入れることをおすすめする。
https://gyazo.com/88eeed2330a50889125dc2a08f7e1c3d
インストールを実行しよう。
https://gyazo.com/379097ebf4da48cc12c9b66d92ff9351
チェックを入れた状態で完了すれば、VSCodeが立ち上がるはずだ。
https://gyazo.com/2d4f3c8caa4562f3f9356268d4ec8112
これがVSCodeのメイン画面だ。ここから初期設定をいくつか行う。
https://gyazo.com/71fdafd4d9f4fc9a065ac9003ebc74cf
Extensionsでjapaneseで検索して、一番上のをインストールする。
https://gyazo.com/3747fb07bf646be63b2cd391261ebcb8
インストール後に画面の右下にChange Language and Restartと表示されるので、ここをクリックしてVSCodeを再起動する。
https://gyazo.com/a36bac01b7d74c08744c120feee32b8f
これでメニューが日本語化された。これで迷わず使えるだろう。でもまぁ、英語のメニューのまま使うのも、カッコいいけどな。
続いて、開くフォルダを設定する。VSCodeではファイルを1つ1つ開くのではなく、フォルダごろ開いて、左側に一覧で表示してくれる。Pythonのコードを書こうと思うのなら、書いたコードを保存するフォルダを用意する必要があるだろう。
自分が書いたコードをどこに保存していくのが良いかについては、Windowsがそもそもどこにどんなフォルダを作り、ファイルを保存しているのかを理解する必要がある。もしその辺りのことを知りたいのなら、Windowsのフォルダ階層のページを見てみると良いだろう。 このページではその説明を省き、OneDrive内に作ったvscodeというフォルダを開くことにする。
https://gyazo.com/741d6621e88a8a8d13e8ba2d03df55b2
これはあくまで一例に過ぎないので、自分が「ここがファイルの保存先だ」とわかる場所であれば、どこでも良い。ただし、デスクトップを指定するとファイルが増えるにつれてデスクトップ上のファイルが増えてごちゃごちゃするので、避けたほうが良いだろう。
続いて、VSCode上でPythonを実行する環境を設定しよう。
ここからは、Anacondaがインストールされていることが前提となる。もし一度もPythonを触ったことがないパソコンにVSCodeを設定しようとしているのなら、WindowsでPythonの実行環境を用意する方法を参考にAnacondaのインストールも事前にやっておこう。 https://gyazo.com/209281aca71b4a87a66a45716ef375ba
これで準備完了だ。
では、試しにファイルを作成してみる。
「ファイル」→「新しいテキストファイル」で新規のファイルを作る。
ショートカットキーは「Ctrl + N」なので、覚えるとスマートだ。
続いて、「ファイル」→「保存」で保存を行う。これもショートカットキーでやるとスマートだ。「Ctrl + S」
ただの「保存」というのが上書き保存、「名前を付けて保存」が他のファイル名をつけて保存するが、上書き保存をしていない状態なら「保存」も「名前を付けて保存」と同じように動くので、保存をしたいなら「Ctrl + S」でいいだろう。
https://gyazo.com/d16b1556269b042dd798f248b1c6663f
保存先は、VSCodeで開いたフォルダになっているはずだ。ファイルの種類をPythonにするか、拡張子に「.py」をつけるとPythonの形式で保存される。
code:test.py
a = list(range(0,5))
print(a)
試しにこんなコードを書いた。配列に0から4までの数値を入れて、出力するだけ。
https://gyazo.com/881e2f5a54ecab1cc2498615de1630ef
実行する前に、実行結果を表示するためのターミナルを表示させる。「ターミナル」→「新しいターミナル」から、表示させておこう。
https://gyazo.com/1de60424c9f1c606f0b4001c6d7bdccf
書いたプログラムを実行するためには、「実行」→「デバッグの開始」を行う。F5キーを押してもいい。
https://gyazo.com/f723674355d14e0161a13fc8f4c71f29
もし、インタプリターの選択を促されたら、インストールしたPythonのバージョンを選択する。
https://gyazo.com/2c369cf35eb3f202807c7977b7a32364
Anacondaでインストールしたバージョンが表示されるので、それを選ぶだけ。
code:test.pyの実行結果
配列の中身がターミナルに出力されたら、成功だ。
Pythonの世界へようこそ。
もし、ターミナルで、「conda : 用語 'conda' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。」というエラーが表示されて、なんとなく嫌だな思ったら、ここを参考にするといい。
VS Codeで「conda : 用語 'conda' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はその パスが正しいことを確認してから、再試行してください。」
code:settings.json
{
"terminal.integrated.defaultProfile.windows": "Command Prompt",
"terminal.integrated.profiles.windows": {
"PowerShell": {
"source": "PowerShell",
"icon": "terminal-powershell"
},
"Command Prompt": {
"path": [
"${env:windir}\\Sysnative\\cmd.exe",
"${env:windir}\\System32\\cmd.exe"
],
"args": [
"/k",
"chcp",
"65001"
],
"icon": "terminal-cmd"
},
"Git Bash": {
"source": "Git Bash"
}
},
"terminal.integrated.fontSize": 17
}