2025/5/8
読書記録
仕事をしていると実にいろいろな問題が発生して対処することが求められます。次から次へと。
仕事と問題処理については以下の3つに区分できそうです。
問題が起きないように業務を遂行する仕事
ex)電車の運行、スーパーのレジ打ち、工場のライン業務 等
起きた問題に対して対処する仕事
ex)医師、弁護士、管理職
自分で問題を提起して、解決していく仕事
ex)作家、学者、起業家、芸術家
ただ上記のように分類してみたものの、実際の業務ではあらゆるところに問題が発生します。
その都度、問題に対処しないといけないので、なかなか定型化できず機械やコンピュータに置き換えることができないのです。幸か不幸か。
電車の運行だって乗客トラブルがあれば対処しないといけません。
工場の生産ラインも新しい製品や機械が導入されれば、その都度、オペレーションを変更しないといけません。
そして過去の会計処理が間違っていることもあります。。。
僕が疲れているせいかもしれないですが、問題解決に重要なのは方法論よりも、心理的負担の軽減だと思います。
結局、過去に同じ処理を経験していたり、十分な知見があって見通しが立っていれば、プレッシャーも少なくなります。
反対に対応方法の見通しが全然立たなかったり、処理に果てしない労力がかかると予想されれば、その分精神的なつらさも増えてくるでしょう。
あるいは問題処理に集中できないことも心理的負担を増大させます。さまざまな問題を抱えているときに限って新たな問題が発生してきます。
そして心理的負担が長くのしかかってくるだけで、ひとはけっこうすぐに参ってしまいます。肉体的なハードワークにはけっこう耐えられるものですが、精神的に参ってくると、特に僕は著しく性能が低下します。
したがってちょっとでも精神的に疲労を感じたら、速やかにケアすることが必要です。
こうして文章にしながら状況を整理してみたり、本やおりがみなど全く別のことに集中してみたり、とりあえずさっさと寝たりすることが有効です。
一番よくないのは、その問題について悩むことです。でも疲れていると悩んでしまいがちです。
問題が発生する → 対処しきれなくて精神的に疲労がたまる → 解決ができず悩み始める
この悪循環をいかにして早期にストップさせるか、心理的負担を軽減させるかが隠れた課題です。
いろんな解決方法が考えられますが、一番の問題は無自覚に精神的な疲労が溜まったときに、解決策を実行できないことです。この壁をこえることが、なかなか難しいですね。。。
ここまで書いて読み直そうとしたら娘が泣き出して発熱しました。対応に追われたので、このログをBlueskyへ投稿するのは翌日になりました。早く熱が下がって元気になるといいな。