事例解説アウトライン2021-06-16
R2企9(令和2年度に登載)
水平型企業結合の基本的な考え方を知る素材
同じ地域の地域金融機関の企業結合
令和3年5月17日届出 → 6月16日クリアランス
事業の概要 81-84
複数から借りるのが一般的
契約後の訪問
他の金融機関のコスト水準を把握し難い状況
地方公共団体は需要者として異なる
非事業性貸出しは様々な意味で異なる
市場画定 84-89
事業性貸出しと非事業性貸出しを分ける
需要の代替性
供給の代替性
85-89は、つまり、需要者の範囲の画定
事業性貸出しと非事業性貸出しの区別も、実は。
需要者の範囲の画定をすれば、供給者の範囲は比較的簡単に画定されている。
(契約後の訪問)
競争の実質的制限の有無
企業結合後にそうなる蓋然性があるか
大企業向け89-
「セーフハーバー基準に該当する」90
中小企業向け:6経済圏
有力な競争者が2
供給余力あり
結論
「単独行動」
「協調的行動」
中小企業向け:若狭地区
有力な競争者が1
供給余力
資金面
体制面
当事会社間の競争が特に強かったとは言えない
(複数から借りるのが一般的)
供給者間での共通認識の成立や相互予測が容易でない
(他の金融機関のコスト水準を把握し難い状況)