ハーピーの命名
普通にヨーロッパ風の名前を考えて、そこにハーピー語の変換を噛ませて響きを変える。
苗字については、ハーピーの縄張り、土地、巣に名前が付いており、住処に応じて苗字が変わる
人間の名前が「どの家の・誰か」を指すのに対し、ハーピーの名字は「どの巣に属すか」を指す。
血統ではなく、住処でまとまる。
また、自分の(自分たちの)縄張りだと強く言える場を持てない若いハーピーや、渡りのハーピーなど純粋に住処を持たない場合は、苗字を持たない
形式は人間と対になる:
人間 韻を踏む2語(名+家名) テオ・クルッセオ
ハーピー 名+巣の地名(音韻ルール適合・韻を踏まない) ピリカ・イチワシ
鳥は縄張りに執着し、良い営巣地は世代を越えて受け継がれ守られる(現実の猛禽・海鳥の巣場所固執)。名字を発明する駆動因は財産であり、ハーピーにとってその財産の正体が巣。だから名字は巣の名になる。
運用ルール
名字は巣を構えて初めて付く。 自分の巣を持たない若い個体は単名のまま(→ピリカが今まだ単名なのはこのため。若手で自分の巣がない)。巣を構えたら故郷の巣名を継ぐ/新しい巣名を得る。「必要になったら付く」挙動に理由が付く
引っ越すと名字が変わりうる。 人間の「名字は生涯不変」という常識と衝突する異文化ネタ(=常識が崩れる瞬間の素材)
新参の人間には里流の名字がない → やがて里のハーピーがその住まいに因んだ場所の名で呼び始めるのは、受け入れの印。テオがこの「場所名」を里から贈られる日は、「チウ」呼びの温存ネタと噛み合う関係変化の道具として使える
答えは言わない運用:「なぜ名字が場所なのか(父がいない・巣で家族がまとまる)」は地の文で説明せず、テオの体験(名字=場所と知って驚く/引っ越しで変わると知る)だけで読者に手渡す
苗字のベースはヨーロッパ風なものに加えて、ケチュア語を参照する