フョードル・ドストエフスキー
ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー(1821~1881)は、ロシアの小説家で、19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠です。トルストイと並ぶ文豪で、代表作に『罪と罰』『白痴』『カラマーゾフの兄弟』などがあります。
ドストエフスキーは28歳のときに、農奴制廃止を訴え、社会主義理論を探究する青年知識人の地下サークルに加わっていたため、当局側の潜入スパイの密告によって“危険分子”として仲間と共に逮捕・投獄されました。出獄後は、代表作を発表し、「現代の預言書」とまでよばれる文学を創造しました。
ドストエフスキーの著作は、世界中で読まれ、170以上の言語に翻訳されています。