ニーチェ
ドイツの哲学者
『ツァラトゥストラ』
ニーチェ(1844~1900)は、ドイツの哲学者、古典文献学者です。プロイセンの牧師の家に生まれ、ボン大学神学部に入学しましたが、古典文献学に転向しました。25歳でバーゼル大学から招聘され、翌年正教授になりました。
ニーチェは、ギリシャ古典学や東洋思想に深い関心を持ち、近代文明の批判と克服を図りました。キリスト教の神の死を宣言し、善悪を超越した永遠回帰のニヒリズムに至りました。その体現者としての超人の出現を求めました。
ニーチェの代表作は『ツァラトゥストラかく語りき』で、発刊されて1世紀以上経った今でも読み継がれています。この本は「よく生きるとはどういうことか」というテーマを扱っています。
ニーチェの思想はニヒリズムです。ニヒリズムとは虚無主義であり、重要な価値や生きがいなどは全て虚しく価値がないという、後ろ向きなメンタリティを指します。
そうなんだねイタロー.icon
table:infobox
ニーチェとの関係