アレキサンドリア四重奏(三島由紀夫全集33巻)
「アレキサンドリア四重奏」は今世紀最高の傑作の一つであり、優にプルースト、トーマス・マンに匹敵する。
国際政治の陰謀がうづまく地中海の海の都・アレキサンドリアを舞台に、恐るべき愛の逆説と悪夢のやうな現代人の心象風景を描く——本書にはこの大作の第一部・第三部を収めてゐる。
朝日新聞・昭和39年10月21日