『特性のない男』
好きすぎる
ムージル
コトバンク.icon
コトバンク『特性のない男』
Wikipedia.icon
Wikipedia『特性のない男』
『特性のない男』(Der Mann ohne Eigenschaften)は、オーストリアの作家
ローベルト・ムージル
の小説です。
ドイツ語で書かれた20世紀文学を代表する作品の一つ
と評されています。
本作は、1913年から1914年の
ウィーン
を舞台としています。第一次世界大戦前夜のウィーンを舞台にしており、膨大な議論や対話からなり、高度の哲学的・心理学的思索を展開しています。
本作は、1930年から1943年にかけて3巻4部で刊行されました。未完で終わり、出版までの数奇な運命をたどりました。
本作は、マルセル・プルーストの
『失われた時を求めて』
、ジェイムズ・ジョイスの
『ユリシーズ』
と肩を並べて、今世紀における
ヨーロッパ・モダニズム
の基本的テクストに数えられています。