含意
ぜんぶ間違えたcFQ2f7LRuLYP.icon
$ A\Rightarrow B
AならばB。
前提
正しくか正しくないかを判断できる文のことを、命題という。
命題が正しいとき、その命題を「真」といい、
正しくないとき、その命題は「偽」であるという。
含意の命題
命題A:観客の年齢は10歳以上である
命題B:観客の年齢は6歳以上である
A⇒B:観客の年齢は10歳以上 ならば 観客の年齢は6歳以上である。
table:命題表
A B A⇒B
true true true
true false false
false true true
false false true
注意すべきなのは、「Aが偽の場合、Bの真偽にかからわずA⇒Bが真になること」
そういう定義
$ 〈x\lor y〉は$ 〈\lnot x\Rightarrow y〉と取り換え可能
x:雨が降っている
y:山に雲がかかっている
$ 〈x\lor y〉:雨が降っている、または山に雲がかかっている
$ 〈\lnot x\Rightarrow y〉:雨が降っていないならば、山には雲がかかっている
【問題】
任意の正の整数xについて「xが1より小さいならば、xは1より大きい」
【条件】任意の正の整数xについて
A:xが1より小さい←偽。
正の整数で最小なのは1である。よって、1より小さい正の整数は存在しない。
B:xは1より大きい
A⇒B:Aが偽であるので、Bの真偽にかかわらずA⇒Bは真となる。
以下の問題でも同様。
「3が1より小さいなら、3は10より大きい」
「3が偶数なら、4は奇数である」
命題Aは偽であるので、A⇒BはBの真偽にかかわらず真になる。
今振り返ってみるとそうだね、falseだね、と思った
成長している!
21-05-20 16:40