千のナイフ
https://www.youtube.com/watch?v=RIpzzSIoU5g
『
千のナイフ
』(せんの
ナイフ
、
Thousand Knives
)は、
1978年
10月25日に
日本コロムビア
から発売された
坂本龍一
のアルバム及び楽曲。タイトルはベルギーの詩人
アンリ・ミショー
が
メスカリン体験
を記述した書物『
みじめな奇蹟
(フランス語版)』冒頭の一節より。
千のナイフ - Wikipedia
坂本の
ヴォコーダー
(
KORG VC-10
)による
毛沢東
の詩(1965年に毛沢東が
井崗山
を訪問したときに作成)の朗読で幕を開け、印象的な響きの和音が平行移動するイントロへとつながる。イントロ後の速いパッセージ部分のメロディーの音色は
大正琴
のシミュレート。坂本は
レゲエ
や
賛美歌
、
ハービー・ハンコック
の「
Speak Like A Child
」にインスパイアされたと発言している。ギターソロは
渡辺香津美
。
後に
YMO
もライブで演奏しており、1981年発表のYMOのアルバム『BGM』にてセルフカバー。
坂本のコンサートツアー『
トリオ・ワールド・ツアー・1996
』では、ピアノ三重奏のアレンジで演奏された。
2002年にリリースされた『US』では冒頭の詩の朗読とフェードアウト部分がカットされている。2005年9月28日リリース『/05』ではピアノ連弾にアレンジされたヴァージョンが収録されている。
2023-07-13
20:59