『蜻蛉日記』
作者:
藤原道綱母
の
日記文学
上中下巻からなる
上巻:
天暦
八年(954)~
安和
元年(968)
八年
藤原兼家
の求婚
父
藤原倫寧
の
陸奥守
赴任
九年
懐妊、
藤原道綱
出産
出産後一月で夫が他の女の下に通い始める
町の小路の女
嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る
百人一首
歌
康保
元年
秋、母の死
二年
母の一周忌
三年
兼家病む
この日記において、作者と兼家との心の交通が(たまさかでこそあれ)なされた場面であった
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四年
五月、
村上天皇
崩御。
冷泉天皇
即位
安和元年
初瀬詣
跋
日記名の由来の箇所があった
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中巻:安和二年(969)~
天禄
二年(971)
二年
三月、左大臣
源高明
配流
安和の変
閏五月、作者病む
遺書
を書く
下巻:天禄三年(972)~
天延
二年(974)