『王朝漢詩選』(岩波文庫)
(編集)
小島憲之
王朝漢詩選 - 岩波書店
目次
王朝漢詩選/1987.7 | テーマ別データベース | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館
良かった
33
淳和天皇
の「
美州の掾藤吉野を餞す、「花」の字を得たり
」
91
都良香
の「
秋夜臥病
」
忽ちに浮生の苦を嘆く、
寧ぞ物と斉しきことを知らんや。(p.279)
110 菅原道真「
夢阿満
」
死んだ子のことを夢に見て
吾が両膝を看て 嘲弄すること多し(p.316)
膝にまつわった子のことを思い出す
最後、桑の弓や落書きをみて亡き子をしのんだり、往生を祈ったりする句が胸に迫る
118
菅原道真
「独吟」
詩興変来りて 感興を為す、
身に関る万事 自然に悲し。(p.334)
2022-08-18
22:13