『清唱千首』
『清唱千首』白雉・朱鳥より安土・桃山にいたる千年の歌から選りすぐつた絶唱千首
塚本邦雄
ISBN:4572007691
千歌の序
勅撰和歌集の序は「退屈極まる錦繍的修辞」だが、「「勅撰」なる聖別された儀式の、劈頭の祝詞として缺くべからざるもの」。
異様な魅力を持っている序
第一に『古今集』仮名序の六歌仙評価
在原業平の評は漫罵
しかし酷評にも拘らず25首入集
名文句が必ず含まれる
道に耽る思ひ深くして後の嘲りを顧ざるなるべし（新古今和歌集仮名序）
これ色に染み情に引かれて目の前の興をのみ恩ふにあらず。正しき風、古の道、末の世に絶えずして、人の惑ひを救はむがためなり（風雅和歌集仮名序）
気に入った歌については『清唱千首』で気に入った歌にて更新します
読んでて思った感想
古今集撰者らの歌っていいのが多いな
紀貫之の魅力はなんとなく分かっていたけど凡河内躬恒や壬生忠岑も唸る歌がたくさんある
春はなほわれにて知りぬ花ざかり心のどけき人はあらじな
2021-10-09 22:59
21-10-06
21-10-04
21-10-02 18:28
21-09-27 21:12
21-09-26 20:33
21-09-25 22:41
21-09-20 08:28 春歌よみ始めた
21-08-12 21:59 買った