『万葉集』(岩波文庫)
ISBN:400300051X
日本の詩歌の源、最古の歌集。奈良時代末に編まれて以降、読み継がれてきた二十巻四千五百余首には、宮廷歌人から無名の男女に至る人々の心が映される。本冊には巻一―巻四、雄略天皇・額田王・柿本人麻呂・大伴旅人らの雑歌・相聞・挽歌・譬喩歌を収録。新日本古典文学大系に基づき、86年ぶりに全面刷新した文庫版。(全五冊) 同じ校注者による原文の注釈がある
『万葉集』(全五冊)の訓読に対応する原文編.『万葉集』の原文が,漢字のみで書かれたのは言うまでもない.原文は,『万葉集』の根本的研究および鑑賞のためには不可欠である.諸本によって精確に校訂をおこない,詳細な校異の注を示した.訓読と合せてみると,『万葉集』への理解を深めることができる.