『言語変化という問題――共時態、通時態、歴史』
『
言語変化
という問題――
共時態
、
通時態
、歴史』
(著)
エウジェニオ・コセリウ
(
翻訳
)
田中克彦
出版社 :
岩波書店
(
2014/11
/15) ISBN:4003369610
「言語変化は諸言語の歴史におけることばの創造性の表れである」――コセリウ(1921―2002)は、
変化すること自体が言語の本質であり、変化することによって言語は言語であり続ける
と喝破した。
音韻論
と
ソシュール
に始まる「
科学主義
」によって硬直した言語学を解放に導く挑戦の書。(解説=エマ タマヤヌ・モリタ、田中克彦)
1章
ソシュールの二律背反
とはなんのこと?
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p.24
外的要因
内的要因
現実に言語変化はある
変化しない言語は
抽象言語
文法と辞書
2.3.3
ロセッティ
の小著で、
イェルムスレウ
より「変化を共時態において考えるよう」助言があり、そうした話がある p.31
しかし変化を共時態において研究することはできない
形容矛盾
3.1 言語の状態とはそもそも何であるか
解説1
筆者がラテン語でスピーチを通した話、
三矢重松先生歌碑除幕式祝詞
の折口信夫と重なるなあ
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言語は決してできあがったものではなく、目的のために常に新しく創造されるエネルゲイアである
p.417
和歌的な喋り方書き方は古語だが、新しく息を吹き込むことができるのかもしれん
解説2
田中克彦
と
亀井孝
2023-12-08
21-03-06