東浩紀
1971年生まれ。哲学者、批評家。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。1993年に「ソルジェニーツィン試論」でデビューし、社会評論、情報社会論からオタク系文化批評まで、横断的な評論活動を展開している。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、1998年)『動物化するポストモダン』(講談社現代新書、2001年)などが、共著に『網状言論F改』(青土社、2003年)『自由を考える』(NHK出版、2003年)などがある。ほか、未単行本化の論考に「情報自由論」(『中央公論』)「メタリアル・フィクションの誕生」(『ファウスト』)など。新たな批評的言説が交通する場の立ち上げに精力的に取り組み、メールマガジン『波状言論』(2004年~2005年)の責任編集としても活動。