目的を決めてから振り返ろう
「振り返り」は仕事/MTG/PJT同様、「目的ありき」です。 目的によって「適切な質問」「適切な事前準備」「振り返りの場でやること」が決まります
目的候補をたくさん出してみましょう
目的例:
自己肯定感を増す
「事実/できたことをしっかり認識し、俺はできるんだ!と自己肯定感を高めること」
未知へのチャレンジに慣れる/楽しむ
「やる前に不安だったこと。でも今できたことを認識し、『VUCAな世界』でも自分は大丈夫だ。不安でも進める。と自己認識を変えること。不安なことに踏み出す勇気を育てること」
仕事力を育てる
「仕事の基礎力を上げるために、やったこと一つ一つを振り返り、『どうやったらもっと早く、低コストで、より高い品質の仕事ができるか』の改善案を出し、次同じことをやるときの生産性を高めること」
「未知のものに取り組む時の方法論」を見つける
「『ゴールもやることもよくわからないこと』をやった軌跡を見つめ直し、『初めてだらけの時に(ざっくり)どういう順序で進んだらいいか?』を言語化し、次また『初めてだらけの環境』があったとしても、もっとうまくやること」
自分の性質を知り、Hackしやすくする
「できたこと/できなかったこと。特に『思った通りにできなかったこと』『やるべきだと思ったのにできなかったこと』『なぜか知らんけど自然にできたこと』を認識することで自分の癖を把握し、次からは自分の癖に合わせた動き方ができるようにすること」
次にやることへ向けて改善点/学びを得る
「まだ途中のこのPJTの次の目標や最終ゴールを決めるための材料を過去の自分たちの動きから抽出すること」
チームビルディング/関係性構築
「一緒に仕事をしたあの人のいいところや助けてもらったところを見出して、感謝を述べること」
「振り返りの目的」はきっと、「あなたのなりたい姿/成し遂げたいこと」に紐づきます。
なぜなら振り返りは無尽蔵に時間を使うから。
振り返りの目的はいくらでも作れる。
いくらでも作れるので「全部やる」をすると疲弊します。
「わざわざ時間かけてでもやりたい振り返り」を決めましょう。