振り返りでの問いかけ変えてみた
Before
これはなんで起こったと思う?
どうやったら防げた?
どうやったらうまくいく?
(直接的に言わないけど本質的にはこれ)
After
深掘りしてみて見えてきた「気持ち」「原因ぽいもの」「今起きていること」と似たよーなこと過去になかった?
過去はどうだった?成功と失敗ある?
成功に共通するもの、失敗に共通するものって何っぽい?
今、「失敗に共通するもの」と同じことやってない?同じ状況になってない?
同じことしているのに成功しない場合、それだけだと成功しないんだね…他に共通要素ありそう?
(成功したことない場合)顔を上げて周囲を見渡した時に、同じような悩みをして成功した人いそう?その人に話聞いてみる?
補足1
鍛えるべきは「具体経験から学ぶ力」であり、それは「過去経験したもので似たものを思い出して、その共通点を注意深く観測すること」である。 「仕事」自体は初めてかもしれないけども、「何かをやって成功/失敗」というのは20年以上やってきているはずなので、今まで経験してきたことも総動員で振り返った方が成長は早い 補足2
成長が早い人は「経験したことから学び取るのが早い」けども、それは具体的には「経験したことと、近しい経験/本などから得た知識を脳内で(無意識に)引っ張り出して、紐づけて、比較して、本質的な要因を見つけ出す力が高い」んだと思う。 振り返りで大事なのは「今」だけを切り取ることではなく、「過去全て」を総動員することだと思う。
そのためにも作業ログをとる、記録を取る、定期的に振り返って思い出しやすくする。とても大事
補足3
「似た経験を一度もしたことがない」パターンもあるけど、それでもこの振り返りは大事と思う。
「参考事例他にないかなー」「過去に似たことなかったかなー」と考える癖は大事。
この延長として「社内で他に事例ないかなー」「社外で他にないかなー」「過去の偉人たちが何か言ってないかなー」って考えるの大事。
振り返りにて自分の過去だけじゃなく外部知見もmergeできるとLevel3って感じ
外部知見も、「その外部知見を心から信用し利用する」ための土台となる実体験がないと意味ないなーと思う最近tsawada.icon 補足4
NPのなか、「学習機会として最高な場所」が増えてきているんだけど、
その機会を活かす…そこでの経験をフルに自分の学びにするための「本人の過去体験」や「メタ認知(≒自分の感情,五感に鋭くなる)」を鍛える機会が追いついていないので、もったいない気持ち 補足5
「いい成長機会だから!」とすごく面白い大きい案件を渡しても、そこで五感で感じることを処理するだけの本人の器がなければ効果は薄い。ただでさえ大きい案件で「本人の思うようにやらせる」とかができない中だと、自己肯定感も下がりやすくもったいないことになるなーと思う最近
補足6
この構造整理が正しいとすると、「初期の密な振り返り」とか「感情にフォーカスした振り返り」は大変重要だし、「業務に忙殺されて振り返り機会が少ない」のはもったいない。 補足7
そして「過去体験を紐付けて学びを見つける」がうまくできない頃の振り返りで「フレームワーク」「抽象的な観点」ばっかり伝えるのは地獄だなー‥。 与えた方がいいのは「参考となる具体経験(できれば試行錯誤機会。次点で鞄持ち)」だし「過去経験と代わりに紐づけてあげた話し方(本人の過去体験を聞いた上で、例え話で繋げてあげる)」だと思う