強い組織は「失敗」を科学する
ナレッジマネジメントの究極形は「同じ失敗、似た失敗が組織の中で起こらない」こと
マニュアルは「失敗を防ぐ」ためにある
企画書も「失敗を防ぐ」ためにある
プロジェクトマネジメント(というかPMBOK)では「失敗を未然に防ぐ」ために企画・立ち上げに力をかける
リーンスタートアップで大事なのは「失敗しないこと」ではない
むしろ「失敗し尽くす」のが大事
失敗を通して「やらないでいいこと」を明確にしていく
参考)やらない仕事を決める
取り返しのつく失敗を早期に行うのが目的
そのためにインタビューをする
モックやMVPを作る
「顧客が欲しいもの(=お金を出してくれるもの)」を迅速にcheckするのが大事
アジャイルソフトウェア開発も「早く作る」ためにやるんじゃない
「失敗に早めに気付く」のが目的
動くもの(=モック)を使ってもらうことでしか、「この機能は本当は必要じゃなかった」ということに気付けない
気付くために、動くものを早く作る
触ってもらう。失敗に気付く
たたき台は「完成品」じゃない
「関係者が具体的にイメージできる状態」と「ゴールまでに出てくる論点が大体わかっている状態」にするのが目的
完成品である必要はない
むしろ、「たたき台が微塵も姿が残らない」方が良い
姿が残らないくらい、関係者全員の意見を引き出せたということ
完成品へと近づく変化のなかで関係者が「ボツ案(他のよくない選択肢= 失敗)」共有しているのがとても重要
「僕らはいい選択肢を選んだんだ」という気持ちが自信,納得感につながる