リーダーシップを支える3つのマインドセット
前代未聞の課題に、粘り強く取り組み、最後はエレガントに解決する人…つまりリーダーシップがある人の基本マインドは3つあると思うsawachin.icon https://gyazo.com/efc7937986f435ee5dba0c1f388d3c9f
3つがあると
「これは解決しないといけない」と強く感じて隙間時間に思考を重ね、
「私がなんとかせねばならない!」と自らアクションを取り、
うまくいかなくても「きっとなんとかなる」と粘り強く取り組む
GRITと近いが、違う目線で3つの要素を定義したsawachin.icon 「何を意識すると、その振る舞いができるようになるか」で要素を定義した
世の中の分析は「スキル」に着目しがち
「なぜそのスキルがその人には身についたのか」には目を向けてない
優秀な人のスクリーニングには使えるが、「優秀になるよう育てる」のには使えない
ここからは「メンバーにどうやってこのマインドセットを持ってもらうか」ビューで話を進めるsawachin.icon
自分が「1年目からスタートアップのリーダーをさせる」ような会社で、新卒育成に深く関わってきたから。
「自分がどうやって身につけるか」よりも「他人に身につくよう、どう支援するか」の試行錯誤が多かった
マインドセットが欠如すると、良くない振る舞いが増える
https://gyazo.com/8c6e4e4c9cb57f7bbc0baa1a6de02961
愚痴、静観、諦め…。どれもスタートアップでは良くない振る舞いsawachin.icon
「誰も成し遂げていない新しいこと」に取り組む以上、不安やアクシデントはつきもの
困難に対しての向き合い方で、成否が大きく変わる
マインドセットをどうやって持つか?
ちょっと分解して考えてみたいsawachin.icon
思いついた分だけ書いたので、今後も追記していく
オーナーシップを持つ
課題ドリブン
自分が当事者。まさに困っている
大事なあの人がこの課題で困っている
当事者の話を深く聞いた結果、困りごとが想像できるようになって、自分ごとになった
ソリューションドリブン
自分が身につけたい,磨きたい技術を使っている
知的好奇心ドリブン
解決方法が見えないからやってみたい
体験したことないからやってみたい
メンバードリブン
本気で取り組んでいるあの人を支えたい
あの人に期待されたから、ちゃんと取り組みたい
ゴールドリブン
達成した後の報酬(金、名声、地位、etc)が欲しい
備考sawachin.icon
それぞれ「気持ちが強くなる/弱くなる/消える」条件が違うので注意
課題ドリブン、メンバードリブン以外はピボットに弱い メンバードリブンは退職や修羅場(での裏切り)に弱い
PMFするまでは、メンバーは全員「課題ドリブン」でオーナーシップを持っていて欲しい ピボットが多いから
入社前にはなくても良いが、早めに課題への共感を高めておきたい
自責思考を持つ
スキル,知識ドリブン
自分が適任だと思うから、自分がやる
最後の砦
自分以外に最後を任せられない
自分以外に動ける人がいない
プライド
プロ/ビジネスマンとして、自責思考で動きたい
メンバードリブン
あの人に期待されているから。期待に応えたい
備考 sawachin.icon
万能感を持つ
Lv.1 近しい経験があるから、なんとかなると思う
Lv.2 自分が得意なジャンルだから、なんとかなると思う
Lv.3 大体なんとかなってきたから、なんとかなると思う
Lv.4 途中諦めかけたことも粘り強く取り組んだらなんとかできたから、なんとかなると思う
備考 sawachin.icon
理想はコアメンバーがLv.4
GRITそのものなので、最後まで粘り強く冷静に対処する。諦めない せめて一人はLv.3。
Lv.1, Lv.2だと積極的にとる解決策の幅が狭くなるので、課題を都合よく解釈しがち
「正しい課題認識だけど、それに対する解決策に苦手意識がある」場合、避けちゃう
Lv.3,4が組織内にいない場合、組織外のLv.4に壁打ち相手になってもらうのがおすすめ
頻繁に相談して、背中を押してもらう
「大丈夫。なんとかなります」
「きっと大丈夫です」
「本人視点での無茶難題への挑戦」を通してLvが上がっていくので、幹部候補生が「無茶難題に挑戦する経験」はどこかでデザインした方が良い