リファクタリング
決して先にやってはいけない代表格。
先んじて行うと、不必要な抽象化が行われて、使い勝手の悪いプラクティス・プログラムになる
ナレッジやソースコードをどう残すと利便性が高いか?は事後にわかる
ナレッジを得たタイミングでは「どう残すと良いか?」はまだ仮説 誰の役にたつか?も仮説。
思ったより多くの人の役にたつかもしれない。
どんな役立ち方をするか?も仮説。
つまり、「これは有益なナレッジだ!」と感じた人がリファクタリングするのが良い
決して、ナレッジを持っている人がリファクタリングしない
ナレッジの価値がわかる人がリファクタリングする
具体的に考えてみる
初めて契約までたどり着いた営業案件。契約書を渡したところかなりたくさん先方の修正がついた。
むむ。どこまでのんでいいかわからないぞ?と法務チェックをしてもらった。
修正箇所は「制作物の著作権」と「秘密保持期間」の2箇所だった。
早く契約して営業成績としたかったが…先方と2,3ラリー繰り返して内容がfixした。
「こんなことに時間かけるべきではない。」とナレッジを残すことにした。
制作物の著作権と秘密保持期間の2点に関して、法務の方にたくさんヒアリングして詳しくなり
詳しくなった情報を営業メンバーの知るべき情報に合わせて、必要量に削減してリファクタリングし これが勿体無かったtsawada.icon
実は、このケースが営業にて起こることはレアだった。
多大な時間をかけてナレッジにしたが、誰も使わないナレッジに。
違う部署ではよく起こっていた
デザイン制作を業務委託しているマーケティンググループではよく発生
営業メンバーのために記載した結果、マーケには全く届かなかった
マーケメンバーに届かない形でしか共有されていない
そもそも営業用に情報を整形しているため、マーケメンバーに届いても…不要なナレッジだった
つまり、マーケティンググループに知ってもらうよう、「法務にヒアリングした内容がマーケにも一度伝わっている」方が良かった
(当初想定していた)伝えたい相手に合わせない方が良かった
リファクタリングしない方が良かった。原文ママの方が良かった
とりあえず全社チャットにでも流す方が良かった