R&Dで欠かせない「調査・検証」の進め方
大事な前提
検証・調査は、「何が成果になるか」がわからない
調査・検証で模索している間は、「成果がない」とも言える
成果がない中でも投資(研究費・給料)を出してもらっていると言える
投資してもらう分だけの説明責任が必要
始めるときには、「いつどんな成果が生まれるように動くのか」の説明が必要
時間・お金を使ったならば、「どんな結果が出たか(学びを得たか)」の説明が必要
投資してくれる人(会社であれば経営陣・株主)と合意できるように説明をする
「とりあえず」「一旦」という進め方では投資してもらうのが難しい
投資した分のリターンがあると思ってもらうための「検証・調査の進め方」「伝え方」がある
検証・調査の進め方
目的は「学びを得る」こと
うまく学びを得るための方法は3つ
大事なことは…
リーンスタートアップのように…
検証の進め方に戦略を持つことで「検証した結果何も見えなかったので、**はscope outしよう」と決断していけるようにしよう 野外研究のように…
注意深く観察し丁寧に情報整理することで、新たな気付きを得よう
論文のように…
第三者に再現性持って正しく伝わるような文章で残そう
伝え方
やること
必ず「あなたが投資する価値がある案件ですよね!」に繋げて伝える
相手が理解できる伝え方・表現・用語を使う
会社でR&Dをする場合に伝えること
リターンの話
R&Dがなぜ利益(営業利益)につながると言えるのか R&Dがなぜ会社の目的(CSR・Mission)につながると言えるのか コストの話
数年単位のROIを見たとき、なぜ他の業務ではなくR&Dをやるべきなのか
なぜ、この体制・人員でやるべきなのか
なぜ、こんなにも時間がかかるのか。かかる時間飲みつもりは妥当なのか