振り返りは根性では続かない。仕組みで解決しよう。
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怠けているから
違います。
そもそも振り返りは継続がとても難しい。
価値を感じるまでが長い
振り返りの価値が高いときは忙しい
強力な価値を感じるために技術/知識が必要
価値を感じるまでが長い
「やった→振り返った→改善案が見つかった→改善案を試した→振り返った」でやっと価値を感じる。
価値を自分の体験で実感するまで、2サイクル必要。長いです。
やることに溢れているスタートアップ/ベンチャーだと、振り返りはできないんんじゃないでしょうか
振り返りの価値が高いときは忙しい
振り返りは「新しいことに取り組んだとき」「試行錯誤をいっぱいしたとき」「失敗したとき」に行う
新しいことに挑戦しているあなたはきっと、忙しい。
新参者で、みんなに追いつけるように、キャッチアップで忙しい
ベテランになってきたけど、いつも新しいことに取り組んでいて、他にも忙しい
忙しいときを過ぎると「振り返り(を通して今のしんどい状況を打破する)」をしなくてもよくなる
振り返りをやらない
強力な価値を感じるために技術/知識が必要
振り返りは「やったことを思い出す」では意味がない。
良し悪し判断をして「次のとき頑張ること」「次からやらないこと」「次試してみてみること」と取捨選択するのが大事
比較をしなければ、良し悪しがわからない
社会人なりたてであれば比較対象がなくて振り返りが空回りする
新しい領域にチャレンジすると、比較対象がなくて良し悪し判断ができない
ここから仕組み/ルールで「ふりかえりが続くよう」にするのです。
具体的にやること
振り返りを聞いてもらおう。深掘りしてもらおう
「振り返りが上手な人」に助けてもらおう
忙しいときこそ、振り返りの時間を多く確保しよう
振り返りを聞いてもらおう。深掘りしてもらおう
「将来の自分のため」に言語化をできる人はいません。
「今目の前にいる人の質問に真摯に答える」の方が、言語化にモチベーションが乗りやすいです。
比較をしないと「自分の今が良いのか悪いのか」がわかりません
問いかけてもらうことで「自分と他人が違うんだ」と気付けます。
問いかけだけじゃなく「私だったら**という理由でこうする」という相手のやり方も聞きましょう
2人で振り返りすれば2倍。3人で振り返りすれば3倍のスピードで知識/経験が溜まっていきます
「振り返りが上手な人」に助けてもらおう
「誰と振り返りをするか」はとても大事です
大抵の人は「失敗から学ぶ」しかしません。
ふりかえりが上手な人は失敗だけじゃなく成功からも学びます。
初めてのことでも、自分の得意じゃないジャンルでも学びます。
ふりかえりが上手な人に問いかけてもらうことで、「こう振り返るといいのか」を知っていきましょう
忙しいときこそ、振り返りの時間を多く確保しよう
「忙しい」=「その分新しいことをやっている」です。
振り返るべきことがたくさんあります。振り返りましょう。
「忙しい」=「タスクを終わらせることに意識が向いて、やったこと/試行錯誤したことを忘れがち」です。
忙しい最中に思い出しておかないと全部忘れちゃいます。
上長命令、有償メンターで強制力をもたそう
振り返りの優先度が上がらないのは当たり前です。
周囲の評価が気になるあなたなら……
他にやるべきことがある中で「振り返り」という、一見「仕事が全く前に進まない無駄な時間」を優先するには勇気が必要なはず。
自分でやりたいことをどんどん進めるあなたなら……
振り返るよりも他のやりたいことを優先しちゃうはず。
でもそれが当たり前。人間として当たり前。
それよりも強い強制力を持たせることで「この時間は泣いても笑っても振り返りをしないといけない」としましょう
初期は「振り返りの時間を長く取り、半分は自分で振り返って、残り半分は深掘りをしてもらう」がおすすめ