都市怪異
人より外へ出る事は容易いが、 人であることそのものが重要だ。
人とは既に呼べなくなってしまったモノの総称。
存在しているだけで周囲に害を及ぼす人的災害として見られる事が多く、その存在は地下都市の住民から疎まれている。然し異能の項にもあるように、都市の住民であるならば誰でも怪異に成り得る可能性がある。 異能発症者の末路は障害反動に身体が耐え切れなくなった挙句の頭部欠損や精神負荷による重度の発狂・廃人化が殆どだが、末期に至るまで進行した異能は、偏執は、異脳は、偏執への偏執と我欲の果てにそれに呑み込まれる。肥大化したエゴイズムは罹患者の制御下から完全に外れ他者をも巻き込むようになり、異能そのものとなった者は都市怪異と呼ばれる災害と化す。 都市怪異には現在
事象型
意思を持ったその事象そのものを怪異として扱うもの
異能型
変異型
異能以外、その他の要因に寄るものでヒトとは呼べなくなったもの
末期異能の悪化である異能型以外の大半はここに分類される
発生件数で言えば多くはなく、特に異能型においては寿命が短いものが大半である為に余程の事案に発展がしなければ対処よりも放逐ないし放置される事が大半。治安管理局による独断で処される事もあるが一過性の台風にも似た事から都市災害と称されるように、怪異発生時の被害は甚大である。 指定都市怪異
これらの中には住民に対し公表されていないものもある。
事象型
異能型
孕むもの
変異型