医者
遺憾な事に立ち向かわねばならない病は多く、忌々しい事に『不治』という概念、言葉が辞書から消える事はない。
地下都市の歴史と根幹を担う三組織のうちの一つ。
医学を志す者の手腕は都市に住まう病と闘い続け、今も昔も医療の手を与え続けている。
上層に本体を置く医療組織であり、都市における怪我や病における治療、また異能について治療法を研究をする組織。 医療器具、医療技術の関係から同上層組織である技術者との関係は概ね良好。また中層に一定数の派遣分署、ないし医者管轄の診療所や病院が点在しているが、組織全体として一枚岩ではない為に思想や派閥による冷戦が行われており、 特に、人々の心の治療を掲げている派閥の精神外科は要注意派閥として真っ先に名前が挙がる。 尚、下層には派出所が存在しない為に下層において医者を名乗る者は『闇医者』として区分される。無論、上層における医者の管轄外・個人での運営である開業医である為に掛かった場合にどうなるかと言った保証は無い。
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