礼を失することがないかと自省する

私は、仕事をしていると、どうしても「締切り」というものを重く考えてしまう。

「守らなきゃいけない」ということもそうだけど、「こういう意味で定めるから、こういう場合は相談して、相手にも頑張ってもらう前提で甘えよう」みたいな交渉ができるという想像ができない、という意味でもそうだ。

助けを求められない性格、という意味でもある。自己開示が苦手だったり、持ち場を守って、外に影響を出さない、という価値観がある。

そんな2つの合成ベクトルが、逆に、低品質な仕上がりでも、納期さえ守ればいいだろう（内面では「納期だけは守らなければ！」という思いにとらわれているわけだ）という感じで、コミュニーケーション不十分なまま相手に放り投げることになっていないか、と自問する。

マイナスパーキンソンの法則とでもいうような現象。

第1法則

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する）

ーー時間が足りない場合、本来あった方がいい仕事も、時間的に可能なところまで切り捨てられる。ーー