男の子主人公で、その内的世界に上手に寄り添った児童文学って何があるだろう。
from 女主人公は恋愛以外の物語を語らせてもらえないのか?」
英語の勉強(多読)として、GR(Graded Reader)を読んでいたころ、なんとなく思ったことでもある。
世界名作劇場的にアニメ化されたような児童文学作品で、男の子主人公のものがなんとなく不作だよな、ということ。
純文学というほどには演出や楽しさを削ぎ落としてはいないけど、ちゃんと文章が好きな世界を作っていて、小学校高学年くらいからの読者がその内的世界に入っていける物語って何があるかな、ということを考えたとき、
赤毛のアンとか、
秘密の花園とか、
若草物語とか、
マーニーとか
といった世界観に対して、
男の子主人公でとなると、フランダース? トムソーヤ? 母を訪ねて?
あるいは少し年齢層上がるけど、飛ぶ教室、とか?
ちょっと、求めてるものと違うんだよなあ、という感覚が否めない(個人的な感覚だけど)。
あえてあげるなら、映画版の『ヒックとドラゴン』の感じになるのかな。
男の子主人公で、その内的世界に上手に寄り添った児童文学って何があるだろう。
タグ #児童文学 『ヒックとドラゴン』(映画)
フィクションでなくてもいいのなら、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ってなかなか良いかもしれない。