強すぎるアラームが上がる
そうだね、異常があること、放置しちゃいけないということを、脳に知らせてくれてるんだね、ありがとう。 だから、もう歯医者の予約をしたよ、今日の夕方だ。そうしたらひとまずおさまるし、それまでは合理的に考えて、それよりも最善の方法というのはないんだよ。 だからさあ、そろそろそのアラーム切ってくれないかなあ! 今の仕事に集中できないだろ! 定時までは仕事をしなきゃならないんだよ俺はよ!
かえって不合理だろ! なにも行動できないじゃないか!
食物を見つけるために多大な労力が要求され、栄養の欠乏によって既に体力が弱まった者にとっては容易なことではない。しかしその場合でも、強烈な空腹感があれば、合理的な計算ではできないやり方でエネルギーを振り絞って食料を探すことができる。 冷静にさせない強度で、ガンガンアラームを上げてくる。
精神的な苦境やトラウマも、そういうものかもしれない。社会的生物としての生体の生存に合理的な強度よりも、アラームが強すぎる 可能性は常にある。
それに流されない方がいい場面は多いだろうけど
それこそがその人の体験している騒音なんだって部分もある。