三国志序盤は呂布より曹操が好きだ
赤い甲冑の若武者の姿で戦場にあらわれ、主人公のライバルとしてのオーラと、熱意あるクールさも相まって、序盤の曹操は異様に格好いい。 で、上に書いてきたようなことは、それなりに多くの人の理解を得られるとは思うけど、しかし一方で、「三国志の序盤は曹操だ!」というのは、それほど自明ではないらしい。 ものに釣られたり
女に釣られたり
酒で身をもちくずしてみたり
逆に、唐突に酒を禁止してみたり
へぇぇ。
泣きたいときに泣き、怒りたいことがあったら怒るというのでは、動物というより もはや、自動機械と変わらないではないか、と感じてしまう。 怒るのはいい。
だが、怒りと行動の間に、戦略と戦術をはさめよ! と思ってしまう。 まあ、私は「西郷さん」のような、茫洋としてつかみどころのない人や、「龍馬」のような、暑苦しさで人を動かそうとする人が生理的に嫌いなので、その関連だとは思うけど。