スポーツ選手のメンタルトレーニングと勉強の初学者向けの入門書
スポーツ選手のメンタルトレーニングと勉強の初学者向けの入門書
スポーツ選手が、体調管理やメンタルトレーニングで劇的に才能が開花する、という話を、何度も何度も聞く。
スポーツは、根本的なところで、筋肉などの「若さ」が必要なジャンルだから、いつの時代も「若者同士」の勝負になる。
そうすると、「身体的な才能には恵まれているけど、体調管理やメンタルトレーニングの面で伸び悩んでいた」という若手が常に現れていることになる。
逆に、そういう「コンディショニングやメンタル」で円熟の極に達した選手も、年齢とともに随時引退している。
そう考えると、その世界の若手に、体調管理やメンタルトレーニング、戦術を教える仕事は永遠になくならない。常にニーズのある仕事だっていうことができる。
もちろん、いくらニーズが途切れない、といったって、供給が過剰になればレッドオーシャンにはいつでもなりうる。
で、似たようなことは、努力の仕方や道徳・修身だのといったエリアの入門書にも言えるんじゃないかという気がする。
もうちょっと言うと、みんながある年齢をすぎて かならず嫌いになる自己啓発書にも。
新しく生まれてきた人は、結局一回、そこを通るしかないのだ。
そして、だからニーズが途切れない。
子育てをしていると、初等教育でも似たようなことを考える。
ひらがなから始めるしかない。
足し算の宿題プリントから始めるしかないんだよ。
世代が代わって赤子になれば、赤ちゃんに分かることからしか、手を付けられないんだよ。
タグ 実話の寓話、教育、学習、葛藤の構造
from 20190316