『暗黒竜と光の剣』のバックストーリー
地竜王メディウスと勇者アンリとの戦いから100年後、突如復活したメディウスにより、アカネイア大陸は戦乱の時を迎える。アンリが建国したアリティアもメディウス率いるドルーア帝国とその連合軍によって滅ぼされてしまった。王子であるマルスは姉のエリスの助けによって、辺境の国のタリスへと亡命するも、エリスはドルーア帝国に味方する魔道士ガーネフによってさらわれてしまう。
2年後、マルス達アリティアの戦士たちはタリス城の海賊襲撃をきっかけに、ドルーア帝国を打破するべく、そして愛する姉を取り戻すべく立ち上がるのであった。
⇒長い。
一読して、内容が頭に入ってこない。
これは、要するに、4つの並列した情報を伝えようとしているからだということができるよな。
戦国状態
勇者と魔王の伝説
流浪の王子
拐われた姫
1つめと2つめが大きくて、まあそれは初期のファイアーエムブレム 全体に言えることだけど、「人対人の戦争」という外面を持ちつつ、「勇者対魔王」という善悪の構図も同時に持っている(持たせている)から、設定がしんどくなっている。 完全に「戦争」にしてしまうと、ラスボス戦でテンションがもたない。国力に差がついているはずだから、世界観に恐怖感がなくなってラストシナリオがダレるし、Maxまで育てた主人公と人間のラスト皇帝ではバトルも盛り上がらない。
もちろん、ストーリー中盤で、主人公が嬉々として経験値を稼ぐべく敵兵を斬りまくるシーンも感情移入がしにくくなる問題もある。