「地と図」、デルタと差分と
ツイートログやブログから、数点切り出し。
ikkiTime 2016/09/04 15:44
“人間って不思議なもので、「差異の大きさ」ってものに、自然と目が向くようになっている。
前年比何パーセントとか。同期の中で何番目とか。
例えば、999の成績の人と、1001の成績の人と、1000の成績の人がいるとすると、自然と1001の人は「+1の人」、999の人は「-1の人」という風に見えてしまう。
そして、なんだか、999の人には1001の人が2倍くらい高い壁に見えてしまう。
そんな傾向があります。
でも、そうではない。
遠目に見たらほとんど同じ。そして、999の人は、足りない1の999倍もすごい積み上げを、日々生み出しているのです。本当は。
そこに目を向ける。”
(『自分の駄目なところ、嫌いなところが行く手をはばむ壁のように思えるのは、幻影に過ぎない』)
逆に、まったく目新しくて、自分の中に取り入れられていないこと、取り入れきれていないことでは、うまくその差分に意識が当てられないこともある。
説明したい場合は、そこにピントを当てるといいかもしれない。
なお、関数でよく使う「d」(dxとかdtとか)は、differentialの略(頭文字)らしい。