不完全でも機能する定義
不完全でも機能する定義
・サハラ砂漠
・大陸と島
「サハラ砂漠」の「サハラ」という呼び名が、現地の言葉で“砂漠”を意味していて、だから「サハラ砂漠」と言ってしまうと、『砂漠砂漠』みたいな意味になってしまうということを子供のころに聞いたことがある。いや、前半だけを豆知識として聞いて、後半は頭の中で思っただけだったかもしれない。
wikipediaによれば、英語ではDesertは添えず、単に The Saharaと呼ぶとあるけど、それはそれで現地在住でない人間の日常的な感覚からすると、個別の「名前」がないというのが、とても不思議な感じがする。
まあ日本人だって「桜見」とは言わずに「花見」と言うか。
また別の話として、地球上の陸地と島の境目は、なんとなく「何平方km以上が大陸」「それ未満は島」とクリアに定めたのかなと思っていた。
でも、「最小の大陸はオーストラリアで、最大の島はグリーンランド」ということになっているにすぎない。その中間の大きさの陸地があったらどうするんだ、と言っても、地球上の全陸地はまず衛星軌道から観察されて、ミクロならともかく、そんな大きさなら「見落としていて、今後発見されるということはなさそうだ。
結局それで十分定義できる。
(なお、文化的な切れ目や、大陸棚でつながっているときはどうするかや、パナマのところやスエズのところはどう考えるかとか、複雑に考え出すとものすごく複雑らしい。大陸-wikipedia
それでも、なんとなく日常でその概念は使用できる。コンテクストの持つ力ってことだろうか。というか、言語の習得ってのがもともとそんなパターン認識の積み重ねでできていて、漏れや重なりのない「定義」で定義できる言葉というのが、不自然なのかもしれないけど。
タグ 実話の寓話、MECE、
from 2020/05/01-2020/05/04