レベルを上げて物理で殴る
レベルを上げて物理で殴る
経験値を稼いでステータスが成長し、強い敵と戦うRPGなどでは、 「レベルを上げて物理で殴る」
というプレイヤー間で通じる法則がある。
この法則というか方針が「○○はするな」「○○するのはあまりよくない」と、抑制しようとしている行動はなんなのだろうか。
フレイムゴーレムなどの中ボスに対して、こっちのパーティーの「前列を放棄して、黒魔導士3人と白魔導士にジョブチェンジして、3人でブリザド系を連発する」みたいな奇策を使わない 「物理で殴る」という語感からするとこのあたりが思い浮かぶ。
だけど、バフってことだとどうだろうか。物理的に殴るときの効率アップにバイキルトを使うのは、奇策というよりは改良主義っぽくてありな気はするが、それともそれも、「1ターンが無駄になる」ことから嫌っていくのだろうか。
あるいは、「レベルを上げて」というところに重心があるのだろうか。
経験値稼ぎって力技で、ある種「頭を使っていない」感じはするけど、リセマラなどのように、運に任せるのにくらべると、投資した時間が確実に蓄積されるという意味では有利だ。 中ボスとの戦闘開始時に、こちらが不意打ちを取って戦闘が始められるまでリセットするとか、会心の一撃がたくさん出てたまたま勝てるまで試行回数を上げるとか。 アクション性と経験値性の並立しているゲームだと、キャラクターの成長ではなく、プレイヤーの反射神経と習熟できわどいバランスを突破して倒すという方法もある。
(そういう世界だと、「レベルを上げて物理で殴る」は、揶揄する響きが強くなる)