タンパク質の立体構造の、一次構造、二次構造、三次構造、四次構造
タンパク質は、アミノ酸鎖なので、それらが例えば「窪みのある球状構造で、重要なポイントに金属イオンを1つ抱え込んでいる」みたいな酵素の分子であれ、筋肉のような繊維の折り重なった巨大構造体であれ、本来的には、一次元的な、あるアミノ酸の配列で記述できる。 それが色々に折り畳まれたり、捻れたり、綴じ込まれたりされて特定の機能を果たせるだけの立体構造に固定される。 さらに、そのユニットごとの完成された立体構造同士をいくつか取りまとめて、さらに上位の機能構造体として活動していることも多い。(タンパク質複合体)
で、その「配列」と「立体構造」の中間のレベルに、「配列の中の決まり文句」によって、「小さな平面構造」や「小さならせん(筒状)構造」をまず作る領域がある。
それらの小さな“ダマ”を内側に潜り込ませていく中で、特定のゴールとなる構造にたどり着く。
ちょっと “文章” の比喩みたいじゃないっすか? 実話の寓話 生化学的には、タンパク質の構造には4つの階層がある。 二次構造 - 局所的に見られる、対称的な副構造で、1つのタンパク質分子の中に多くの種類の二次構造が含まれる 四次構造 - いくつかのポリペプチドやタンパク質サブユニットの複合体 これらの構造の階層がある他に、タンパク質は機能の発現の過程で、構造が変化することがある。構造変化前後の三次構造や四次構造は異性体の関係にある。