いたずらのような行為なのに取り締まらないといけないこと
いたずらのような行為なのに取り締まらないといけないこと
選挙ポスターやぶりは犯罪ですということ。
子供と出かけた帰り道、横に選挙掲示板のある道があって、そこを通りかかったら、その中で一人のポスターが破られていた。
一人の、と言うのは、その掲示板の中でその人だけなぜか2枚貼られていて、その2枚が2枚とも破られていたからだ。
メディアでも知名度があるし、尊大な物言いが反感を買っている可能性は容易に推定できる人でもあるので、妨害工作というよりは、鬱憤のたまった一庶民の腹いせかもしれない、ということは想像できなくはなかった。
という思いと前後して、連れていた子供が
「あー、これ破られてるね」
ということを言ったので、
「そうだね、こんなことをすると捕まるね。これは法律で決まった犯罪だから」
ということを言った。
「そうなの?」
「うん。もしこれを許しちゃうと、『どうしても受かりたい立候補者』が、自分以外のポスターを全部破いて捨てちゃってもいいことになっちゃうから……」
「あっ、そうか!」
「だから絶対に許しちゃいけない、ってことで決めてあるわけだよね」
という会話をした。
子供がどこか、目の届かないところで、短慮に駆られることのないように。
それにしてもだな。
押し付けがましい顔。
とりすました表情。
やけににこにこと親しみやすさを強調していたりして。
そういう写真を見たとき、
「けっ」
という気分になって、パンチをくれてやったり、インク瓶をぶつけてやったり、しょうべんをぶっかけたり、ダーツのまとにしてやったりしたい気持ちにすらなるのは、ある意味“人情”だ。素直な感情だ。
それを規制しなくちゃいけない理屈や構造があるというのは、無情なものだなあ。
それが理解できてしまうというのも。
世の中、ままならぬものよなあ。
タグ 思ってても良いけど言ったらアウトなこと、実話の寓話、法治、育児、政治、選挙、反抗、天邪鬼、ひねくれ
from 2020/06/27-2020/06/30